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Siemens Healthineers Quadriga BeFree®

Immunodiagnostics

Quadriga BeFree Systemは、献血のスクリーニングに効果的なハイスループットのソリューションです。

Quadriga BeFreeには、Tecanの高度なリキッドハンドリングのノウハウに基づいた、Siemens社の他の装置にはない数多くのテクノロジーが搭載されています。

安心して使えること

検査機器プロバイダーが新しいプラットフォームの開発を外注する際、継続的な技術サポートとトレーニングは大きな関心事です。エンジニアやアプリケーションスペシャリストは、OEMサプライヤーから十分なトレーニングを受けることができるか。装置の寿命まで、継続的なサポートが受けられるか。社内のエンジニアが問題を解決できない場合はどうなるのか。

 

このようなくつろいだ環境でのトレーニングは、サービスエンジニアにとって非常に貴重なものです。

効果的な定期保守と迅速な技術サポートは、臨床検査室が機器を正確かつ効率的に運用し、検査結果をタイムリーに提供するために不可欠です。そのため、主要な医療機器メーカーには、専門のサービス部門があります。このような組織は、お客様のもとでの機器のメンテナンスと、必要に応じて専門的な技術サポートやアプリケーションサポートを提供する責任を担っています。その大半がアプリケーションスペシャリストやサービスエンジニアに対して社内トレーニングを提供していますが、機器がサードパーティのOEMプロバイダーによって設計・製造されている場合は、必ずしもそれが可能とは限りません。

Siemens Healthineers社はTecanのパートナー事業と長年にわたり関係を築いています。Tecanは同社の高度な診断検査製品ポートフォリオを補完する、高度なリキッドハンドリングとロジスティックソリューションを提供して協働しています。Quadriga BeFree® Systemは、こうした協働関係がお客様にどのような利益をもたらすのかを示す一例です。システムは、サンプル処理モジュールと最大3台のBEP® III Systemをシームレスに統合し、献血スクリーニング検査用の効果的なハイスループットソリューションを提供しています。このプラットフォームのフロントラインサポートは、Siemens社のグローバルサービスネットワークを通じて提供されますが、解決策が即時に見つからない場合は、Tecanのエンジニアリングとアプリケーションエクスパートラインチームによる専門的な技術バックアップが受けられます。

Quadriga BeFreeには、Tecanの高度なリキッドハンドリングのノウハウに基づいた、Siemens社の他の装置にはない数多くのテクノロジーが搭載されています。そのため、効果的な製品サポートを実現するには、同社のエンジニアは特別なトレーニングを受ける必要があるのです。

Siemens社エジプトのIB&サービスプロセスマネージャーMohammed Fatouh氏は次のように説明します。「Quadriga BeFreeは何年も前から市場に出ていますが、このプラットフォームはこれまでエジプトでは使用できませんでした。当社の営業チームは、この装置を新規と既存のお客様に完全な自動化ソリューションとして提供することで、当社の市場での主導的な地位を維持することを強く望んでいました。そのため、装置の設置、保守、修理に必要な技術トレーニングを受けることは不可欠でした」

Siemens社エジプトのカスタマーサービススーパーバイザーMohammed Mattar氏は、次のように付け加えます。 「当社のトレーニングの大半は、Siemens社のグローバルサービス組織内の他のエンジニアリングスタッフが行っていて、Tecanはスイスのメンネドルフのグローバル本社でQuadriga BeFree専用のトレーニングプログラムを担当しています。そうすることで、プラットフォームに関する適切な知識と技術的な理解を得ることができ、また、遭遇する可能性のある問題のトラブルシューティングでは、Tecanの長年の経験を活用することができます」

また、Siemens社サウジアラビアのフィールドサービスエンジニア兼ヘルスケアインフォマティクススペシャリストShawqi Mohammed Ibrahim氏は次のように話します。 「トレーニングは、理論的な要素と機器を使った実践的なワークショップに分かれています。理論編では、重要な部品の役割や仕組みなど、システムの概要を教え、実践編では、機械の設置とセットアップ方法、トラブルシューティング、各種モジュールの取り外し方と再構築の仕方を説明しています。このプラットフォームは、当社のBEP III Systemと接続されるため、すべてが正しく接続・調整されていることや、システムごとに異なるメンテナンスとキャリブレーションの要件が順守されていることも非常に重要です。トレーニングは非常に包括的なものでした。トレーナーのRogerはとてもオープンで、私たちの質問にすべて論理的に答えてくれましたし、このシステムを効果的にサポートするために必要な洞察を与えてくれました」

Mohammed Mattar氏は次のように続けます。 「このようなくつろいだ環境でのトレーニングは、サービスエンジニアにとって非常に貴重なものです。知識豊富なトレーナーの支援を受けながら、実際に機器を操作し、探求する機会が得られるのです。そのおかげで、お客様のもとに行く前に、機械がどのように動くのか、どのような問題が起こりうるのかを、頭の中でイメージすることができるのです。お客様は一刻も早く装置を復旧してほしいと考えておられるのですから」