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d.Drive PUMPは、サンプル分析やプロセスエンジニアリングで繁用される高精度・低脈動のドージングポンプです。
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Tecan’s partnership: Includes Cavro® Centris Pump | Cavro XLP 6000 Pump |
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Additional information: Tecan Journal | Duratec's website |
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市場でさまざまな選択肢を検討した結果、TecanのCavro® OEMコンポーネントの高い正確性と制御性が、当社の技術要件に最も適っていることがわかりました。
クロマトグラフィーやスペクトロメトリーなど、信頼度の高い連続的な液体の流れを必要とするアプリケーションでは、精密なリキッドハンドリングが極めて重要になります。ドイツのホッケンハイムに拠点を置くDURATEC Analysentechnik GmbH社は、25年以上にわたり、分析ラボ、ライフサイエンス研究、プロセスエンジニアリング市場向けに、モジュール、アクセサリー、消耗品を提供しています。
DURATEC社は、クロマトグラフィー、分光学、プロセスエンジニアリングの各分野におけるモジュールやデバイスの専門メーカーで、サプライヤーでもあります。多様なアプリケーションに対応する同社の製品群は、高精度で柔軟なソリューションを提供し、お客様のワークフローにシームレスに統合されます。マネージングディレクターのGerald Degenhardt博士は次のように説明します。「当社のお客様の多くは製薬・化学分野ですが、バイオテクノロジーや医療診断、半導体産業とも強い結びつきがあります」
DURATEC社のポートフォリオには、シリンジポンプ技術をベースにした、1 μl/分から300 ml/分までの流速に対応する柔軟な連続フローデバイスが多数あります。リキッドハンドリングでは、流路を慎重に設計し、ポンプを正確に切り替えて一貫した流れを作り出し、流れの乱れや圧力スパイクを避けるために加速と減速を調整する必要があります。Degenhardt博士は続けます。「私たちは長年にわたり、シリンジベースの高精度駆動ポンプを提供してきました。2018年、d.Drive PUMPで使用している既存ユニットに代わる、新しいOEMシリンジポンプを探していました。市場でさまざまな選択肢を検討した結果、TecanのCavro® OEMコンポーネントの高い正確性と制御性が、当社の技術要件に最も適っていることがわかりました」
堅牢で正確、取り扱いも簡単なTecanのCavroポンプは、DURATEC社の技術的な要求を満たしていました。「ハードウェアとソフトウェアの両面から統合しやすく、新しいデバイスへのスムーズな移行が可能になります」Degenhardt博士はこう付け加えます。「DURATEC社では、TecanのCavroシリンジポンプC30とX60を搭載したd.Drive PUMPを2機種提供しています。C30は小流量の用途向けで、Cavro Centris Pumpを2台搭載しています。一方、大型のX60モデルは、大流量の用途向けにCavro XLP 6000 Pumpを2台使用しています。これらのシリンジデバイスのストローク長はそれぞれ30 mmと60 mmと決まっていますが、各ポンプに対応するシリンジサイズが用意されているため、DURATEC社が装置の設計を変更したり精度を妥協したりすることなく、非常に幅広い流量に対応することができています。
「TecanのCavroシリンジポンプを選択する際の重要な検討事項の1つは、1本のシリンジからもう1本のシリンジにスムーズに移行できることでした」とDegenhardt博士は付け加えます。「ポンプのファームウェアは、当社独自のソフトウェアでシームレスな統合を容易に実現することができ、一方のシリンジの加速と他方のシリンジの減速を調整し、さらに流量をその場で調整することができます。また、シリンジポンプを外部コンピュータやオンボードマイクロコントローラで制御できるため、お客様のシステム設計の自由度が高まるというメリットもあります。どちらのポンプも堅牢で、非常に正確なので、お客様のニーズに合わせた幅広い圧力範囲で動作します」